国際地政学研究所の副理事長、理事のお二人が著した「自衛官の使命と苦悩」を紹介します。
憲法論議が、賑やかになっている昨今、特に自衛隊と憲法の関係について多くに方の関心が高まっています。
しかし残念ながら、当事者である自衛官の存在は、この議論の中で抜けているのではないでしょうか。
この本では、元陸将渡邊隆、山本洋、元空将補林吉永の3名の方が陸上自衛官、及び航空自衛官としての勤務していた現場で「何を考え、何をしてきたのか」を語っております。
自衛官が「日々何を考え、何をしてきたのか」を知ることは、憲法議論を理解することの参考になるのではないでしょうか。
一読をお勧めします。