地政学講座のお知らせ

初年度の初講座のご案内です。

第16回地政学講座の講座内容は「航路開拓・新大陸発見」です

地政学講座
日時:2022.01.11(水)1730-2030(水)1730-2030(2000時終了目途といたします)
場所:三田いきいきプラザ2階
最寄り駅:① JR田町から徒歩7分第1京浜右東京方向へ三差路わたりNECビル見える日比谷通り右歩道を50メートル
     ② 地下鉄三田駅出入口(A9)・WC向こう数秒

―大航海時代 大西洋・太平洋 15-16世紀 略奪・支配・布教・白人・RMAー

白人種国家は、高額なイスラム交易商品を買うことから、直接に安く仕入れる新大陸への航海が可能になると、「覇権」を争う場を外洋にも拡大していきました。王国では、封建領主の中央集権化が進み、冒険家を雇い入れ、パトロンとなって、競って未開の地、民族を侵略・略奪する行為を督励していきます。航路が新たに開拓され、造船技術や航海術が発達し、外洋への長期間、超長距離遠洋航海のため、外地における補給や休養に必要な根拠地を確保していきます。その運営のため、生物(動植物)調査、資源開拓(鉱山採掘)、天象気象観測、調達補給、会計業務、港湾整備、土木建築の技術が専門化し、英国におけるオックスフォードやケンブリッジなど、現在の大学の先駆けとなる専門学校が開設されていくのもこの頃です。当然、競合する国や組織間の争いがエスカレートすると、海洋、又外地における国家間の武力衝突が発生し、「海賊」の略奪行為から、略奪を組織的に行う、或いは、略奪からの防衛のため船団護衛の「海軍」が生まれ進化する兆しを示すのもこの時代です。