今回のワークショップは、「国際関係においての『感情的な外交』と『政治的な感情』」というテーマで、トッド・ホール東大客員研究員・オックスフォード大准教授にご出席いただき、国家間の「感情的問題解決のための示唆」を探りたいと思います。
今日、私たちの気掛かりな国家運営に関わる課題に一石を投じて頂きます。どうぞお出かけ下さい。
トッド・ホール先生略歴:
1976 年アメリカ合衆国・オレゴン州生まれ。2008 年シカゴ大学政治学部博士号取得。
中国清華大学、ドイツ・ベルリン自由大学で客員研究員、プリンストン、ハーバード大学でのポストドックを経て、2010 年トロント大学政治学部で助教授。2013 年よりオックスフォード大学の政治国際関係学部で准教授、セント・アーンズ・カレッジで政治学のチューターを兼務。現在安倍フェロー(研究者)として、東京大学社会科学研究所で客員研究員。東アジアの国際関係やアメリカにおける9・11 の感情的な政治などのトピックについて、複数の論文を学術ジャーナルに掲載。
著書『Emotional Diplomacy:Official Emotion on the International Stage』(2015 年、コーネル大学出版)は2016 年国際研究協会(The International Studies Association)の外交研究セクションのブック賞を受賞。